冴えない彼女の育てかた♭ 6話「雪に埋もれたマスターアップ」感想・考察
どうも、すのーです
最近仕事がアレで今期のアニメを見るスピードが徐々に落ちてきていますw
これから夏にかけてもっと忙しくなるらしいし、本当にオタク趣味をしてお金をもらえる生活をしたいですね...
ドリームジャンボ、お前に任せた_____________________
さて、冴えカノ♭もいよいよ折り返し地点。
これからどんな展開になっていくか本当に楽しみですね。
アニメではblessing softwareのみんなも冬コミに向けて頑張っていることですし、自分も1クール通してこのブログを書けるように頑張りたいと思います...(遠い目)
目次
あらすじ
ストーリー
原作6巻 6章〜ラスト(エピローグを除く)まで
前半パート
目覚めた英梨々が倫也にマスターアップに間に合わなかったことを告げられるシーン
アニメはBGM、作画ともに素晴らしいシーンに仕上がっていました。
しかし、時々入る倫也と英梨々が幼かった頃の回想部では原作を読んでいない人にとっては、ちょっとわかりにくい(ちょっとどころか何があったのかわからない)かなと思いましたので、少し補足します。
''だってえりり....ほっといたら、すぐにしんじゃいそうなんだもん。''
_____小学校二年の夏休み。倫也はこの那須高原の別荘に招かれ一週間を英梨々と共に過ごすことになった。
しかし、英梨々が初日から高熱を出して、結局外に出られない日々が一週間ずっと続いただけだった。
英梨々と倫也はついこの間まで学校で会っても口を利かない仲だったが、幼い頃はクリスマス、ひな祭り、七五三なども一緒に過ごすくらい仲の良い幼馴染だった。
けれど、そんなイベントのときも英梨々は晴れ着というより、大抵寝間着姿。病弱だった。
当時、英梨々の病気を深刻に捉えて泣くほど心配していたのは倫也だけだったのかもしれない。
_____________________それから8年経っても、あの時の記憶は色褪せておらず、倫也は英梨々の体だけは絶対に信用できなかった。
だから今回も同じように、倫也はマスターアップよりも英梨々を取った。
続いて倫也が英梨々のイラストについて話すシーン
アニメでは倫也が英梨々の絵を褒めます。英梨々の絵が一番だって。
ただこの場面、
倫也の本当の心情はアニメでは描かれていませんでした。(時間の関係かな)
原作では、倫也の心の声としてこんな描写があります。
『お前の絵、本当に凄かったよ。けどな、いやだから....
何が何でも売ってやりたい ってのとは、
''逆の感情''が湧いてきてしまったんだ。』
''逆の感情''とは?
→この絵を売りたくない、世の中に出したくない
→英梨々を、独り占めにしたい
この別荘に着いて倫也が英梨々をベッドに運んでから英梨々が目覚めるまでの3時間。
この時間でマスターアップまで足掻けたはずなのに、倫也はそれをしなかった。
厳密にはしなかった。
のではなく、
動けなかった。
『その、自分の中では三分にも満たない三時間の間....
自分でも訳のわかんないたくさんの感情が渦巻いてて、制御しようがなかった。
___________________________だってこいつ、本当は全然大したことない奴なんだぞ?
俺の子分で、俺以外に友達いなくて、いつも俺の後ろをついてくるだけの臆病者で。
病気がちで、器用貧乏で、最初の頃の絵なんか全然下手くそで。
俺と両親の影響でオタクになっただけの、主体性のない奴で。
だから俺だけは、英梨々を認めちゃいけなかった。
_____________________
だって俺が好きだったのは、英梨々の絵でも、才能でもなかった。』
あんなに英梨々のことを成長してほしいと応援していたつもりの倫也が、もうとっくに自分の想像の遥か上にいた英梨々の絵を見て、初めて自分の本当の気持ちに気づくのでした...。
後半パート
後半冒頭、二人で思い出のゲームをするシーン
原作でも好きところだったのですが、ここはアニメでも完璧な出来でした。
『あんたの一番になってやる。それまで絶対謝らない。』
(※一期8話「八年ぶりの個別ルート」参照)
ここの回想入れたのも素晴らしいですね。
英梨々の『あたし、みんなに謝る。あたし一人で謝らせて』という成長したなぁと感じさせるセリフ、大西沙織さんの演技、BGM、作画、全てが重なって涙を誘うシーンとなってます。
(僕は涙腺が崩壊しますた)
ちなみに原作では、英梨々が恵、詩羽、美智留にそれぞれ個人的に謝るんですが、そこもスゴく良いところなので興味ある方は原作6巻を読んでみてください〜
そして、ラストシーン
『私、今日は帰るよ』
皆さん、このラストはかなり衝撃を受けたんではないでしょうか。
自分も原作を初めて読んだ時は呆然したのを覚えています。
blessing softwareの冬コミは開場30分も経たないうちに、わずかな搬入数を全て売り切り、終了!となる訳はなかった....
ついに加藤恵の''感情''が表に出る。
倫也の相談なしの身勝手な行動、決断
それがトリガーとなって...
加藤恵 という目立たず、影が薄くて、いることが当たり前だった 存在は
もういない。
ここは物語でも大きなポイントの一つです。
おわりに
次回7話 「リベンジまみれの新企画」
冬コミの後の事件で亀裂が入った加藤恵との関係修復は果たしてどうなるのか....
ところで、
先日ドラゴンマガジンに掲載されていた、
丸戸史明先生、深崎暮人先生のインタビューを拝見したのですが、
そのインタビューの中で『アニメ 冴えカノ二期の今後の展開』についての記事が大変衝撃的でした...
なんだか一筋縄では行かないようですよ...
詳しくは控えますが、今後もますます目が離せない展開となりそうです。
今日はこの辺で、それではまた〜