冴えない彼女の育てかた♭ 8話「フラグを折らなかった彼女」感想・考察
どうも皆さんこんばんは。
もう今回は前置きなしにして加藤恵ちゃんについてだけ書きます、はい。
目次
あらすじ
ストーリー
7巻 5章のみ (P113〜P150)
今までは1話あたりだいたい原作の4章分構成であったが、今回は何と1章。
しかも登場人物は安芸倫也、加藤恵の2人のみ。
原作にきちんと沿いながら、アニメオリジナルを存分に取り込んだ素晴らしい構成でした。
加藤恵好きには本当に堪らない1話になりました。自分も例外なく...。
というわけで今回は加藤恵ファンの1人として、加藤恵への愛を存分に記事の中で語りたいと思います...。
前半パート
何と言っても放送室でのシーン
倫也はもう一度、最強のメンバーでゲームを作りたいと加藤に懇願する。
『お願いだ加藤....恵。
もう一度、もう一度だけ、俺のメインヒロインになってくれ!』
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『また、私をメインヒロインにするって....英梨々には言った?』
『え?何で?』
もしかして加藤は俺のこと....と倫也自身の中で生まれた一つの可能性を彼女に問う
『ものすごくまさかと思って聞くけど、加藤が今まで俺に対して怒ってたのってさ、俺と英梨々が最近仲いいことに対してとかだったり...する?』
『.................................................................................................................................................................何言ってるの安芸くん』
しかしそれはホントの勘違いで、でもそんな加藤恵のいつも通りのフラットな反応を見て.......
彼はようやく、今までのことを彼女に謝る。
『相談できなくて、ごめん、頼れなくて、ごめん、友達失格でごめんな。
でもものすごく嬉しい。』
『えっ....何で?』
『加藤、お前さ、本当に......
''blessing software''のこと、好きでいてくれたんだなぁ........っ!』
『〜〜〜〜っ!』
加藤は思いっきり天井を向いた。思いっきり目に涙を浮かべて。
『何を、何を.....何を、言ってるのか、なぁ.....』
もうフラットなんか消え失せた瞬間。
『どうして相談してくれなかったかなぁ....』
『締め切りのことも、英梨々のことも、冬コミを諦めることも、なんで、言ってくれなかったのかなぁ』
今までの加藤恵の心の叫びが溢れだした場面。
これだけ泣かないメインヒロインもスゴイですね、初めて涙を見せるのがアニメ二期の8話(原作では7巻の中盤)って...
ただでさえ今まで感情をほぼ見せなかったキャラが泣くとこんなにも震えるものなのかと自分でも驚きました。
原作を読んだ時もこの場面で涙したのを覚えていますが、アニメで見てもやっぱり死ぬほど泣いてしまいましたね。
後半パート
倫也の家で過ごす2人。
原作P143〜150 たった7ページ分の内容を後半パートすべてを使って描く。
これを12話〜13話(?)構成のアニメでなかなか珍しいことなんじゃないでしょうか?
しかも今回の話は7巻の中盤。(7巻のメインの話は実はこれではない)
にも関わらずこの力の入れ方。
今まで加藤恵をあえてピックアップしなかった、何かパッとしない感じで引っ張り続けての今回の8話。
『やっぱり冴えない彼女の育てかた という作品はメディアミックスを通して完成するんです』
と原作者である丸戸先生が某インタビューで答えていましたが、今回はまさにその典型的な例でした。
実際、自分もアニメ二期の加藤恵は「なんか引っかかる、確かに原作もモヤモヤした感じではあるけどもう少し彼女の可愛げのあるシーンがあっても良いのでは?」と疑問符を浮かべていましたが、今回でそれは一掃されました。
自分が、いや加藤恵推しの方、みんなが求めていた仕上がりになっていたと思います。
もう、こんなに引っ張って引っ張って、8話まで引っ張って、むちゃくちゃ可愛いセリフや仕草をされるとこんなに嬉しいものなんですね。
後半パート、最高すぎてもう10回以上見てしまいました...。
こんなシーンとか...
こんなシーンとか.........
こんなシーンとか.................
こんなシーンとか.....................................................
(全部紹介したいところですがほどほどにしておきます)
あぁ、、、、、こんなに多彩な表情してる加藤恵見たことないよ....
どのシーンも加藤恵が生妻感バツグンで死ぬほど可愛いんですが、8話の中での自分のお気に入りはやっぱり最後の場面。
「わかんないくせにこうして私にかまけてていいのかな?」
「やっぱ寝ろ」
「しーらないよー、安芸くん」
「じゃあ他にどうしたらいいってんだよ?」
「私もしーーーーらない(足バタバタ)」
「今日の加藤テンションメチャクチャだぞ...」
「そうだね...ねぇ安芸くん、明日になったら今のわたし、忘れてね?」
「あぁ....わかってる(いやなこった)」
原作にはなかった、セリフをプラスしたアニメオリジナル。(しかも新しいキャラソン『Eternal♭』が流れる)
このシーン、個人的には当分破られることがなさそうってくらい良いシーンでした。
可愛いとか、萌えとか、そんな簡単な言葉では到底言い表すことができない...
一つ言えることは、元々が主人公にデレデレのありきたりヒロインでこの8話をやっても感動とかそんなものは一切生まれないでしょう。
確かにやってることは主人公の家で料理してゲームしてお風呂入って寝るだけです。
告白もなければ、キスもない。ドキドキするシーンなんか一つもない。
そういう展開を求めていた視聴者からすれば不満の声だって出てくるかもしれません。
しかし、加藤恵だから、今まで存在感がない、感情がフラットと散々言われてきた彼女だからこそ、そんな些細なやりとり、仕草に可愛いを超えた感動が生まれてくるんだと思います。これに関してはもうキャラ設定の勝利ですわ、完敗。
恵ちゃんの「しーらない」の言い方とかもう可愛いっていうか泣けてくるよホントに....
これ原作にはないんですよ?すごくない?アニメのためだけに作られた考えられたセリフなんですよ?
いやぁ、素晴らしいの一言に尽きます。
重ね重ね加藤恵ファン全員が求めていることをアニメでやっていただき本当にありがとうございました。
おわりに
次回9話「卒業式と超展開」
今回は加藤恵さんへの熱がとんでもないことになってしまいましたが、次回はまたいつものように公平(?)に書きたいと思います!笑
今回ばかりはお許しください...
それではまた〜
ps.
ブログのアクセス数がいつの間にか1000を突破しておりました。こんなどうしようもないブログを読んでくださってありがとうございます。